■ 納車から丸2年 ”私のレブル”
この盆休みは、草津高原で雨に降られながらのソロキャンプツーリングに出かけた。
そこで、ここ半年間ずっと悩み続けていた「ハンドル位置問題」に、ついに終止符を打つことを決めた。
■ 納車直後から感じていた “遠さ”
思い返せば、2年前の納車直後。
試走の段階から「ハンドルが遠い」と感じていた。
他のレブルオーナーの走行レビューを見ても、同じ意見は少なくなかった。
そんな中、走行距離900kmのタイミングで、人生初の北海道ツーリング(4500km/3週間)を決行。
その直前、ハンドル位置を6cm手前に移動するパーツを取り付けた。
結果は大正解。長距離ツーリングでも腕や肩の疲れが軽減され、快適な北海道デビューとなった。
■ 2度目の北海道、そして気になる“振動”
その翌年、二度目の北海道ツーリング(5500km/4週間)も無事走破。
初回ツーリングで気付いたリアサスの底付き現象は、調整によって回避できていた。
しかし、この2年間、運転姿勢こそ楽になったものの、どうしても気になることがあった。
それが——路面の小刻みな振動だ。
高速道路のゼブラ状マーキング、道路の継ぎ目、マンホール通過時…。
腕や背中にじわじわと伝わる細かい揺れは、長距離になればなるほど疲労となって積み重なる。
前後サスのセッティングを色々と試したが、底付きは防げても、この振動だけは解消できなかった。
■ きっかけは“前傾姿勢”の一文
そんな中、HONDA公式サイトの「バイクの乗り方」ガイドに目が留まる。
そこには「前傾姿勢」というキーワードがあった。
Note の公開日付見ると・・・2025年2月とあるから、ほぼ半年間・・・悩み続けてる・・・事になる

試しに走行中、腕を少し曲げ、わずかに前屈みになってみると——
半年間悩まされてきた小刻みな振動が、不思議なくらい減衰したのだ。
どうやら、ハンドルを6cm手前に移動したことで、自然な前傾姿勢が取りづらくなっていたらしい。
■ そして、原点回帰へ
この事実に気づいた私は、ついに決心。
本日、ハンドル位置を移動するためのパーツを取り外し、納車時の位置へと戻した。
さて、この後どう変わるのか——
今しがた作業を終えたばかり。
これから試走に出発する。
果たして、ハンドル位置の原点回帰は、振動問題を解決してくれるのか❓️
結果は次回の記事で——乞うご期待。
■ 作業解説ーー
以下は、その取り外し作業の記録だ。
■ 取り付けはショップ、取り外しはセルフ
このパーツの取り付けは、納車時に購入ショップへ有料で依頼した。
しかし今回は、自分で作業を行うことに。
遠い昔に似た作業を経験したこともあり、「まぁ何とかなるだろう」と踏んでの挑戦だ。
■ 分解の第一歩:前面カウルとメーターカバー外し
まずは前面カウルを外し、続いてメーター前面カバーを取り外す。
カバー直下にはメーター固定ネジが2本あり、これを外すとメーター自体がフリーになる……はずだった。
しかしここで最初の壁。
ハンドルバーを挟み込むように、メーターの前後に大きな通信コネクターが配置されていて、作業スペースが限られているのだ。
■ コネクターとの格闘
前側のコネクター2個は外さず、後ろ(タンク側)のコネクターを外す手順となる。
これには防水ラバーが被せてあり、まずそれをめくり上げる。
次にコネクターロックの構造を目視で確認するのだが——問題は、メーターの裏側に位置していること。
これがなかなかの難作業で、指先の感覚と勘を頼りに慎重に外していった。
■ ついに移動パーツへアクセス
コネクターが外れ、メーターが自由になると、ようやくハンドル位置移動パーツにアクセスできる。
ここで驚いたのは締め付けトルク。
どれだけの力で締めたのかは不明だが、かなりの強さで固定されており、慎重に力をかけて緩めた。
ネジ頭を潰さないよう細心の注意を払いながら作業。
過去の経験がここで生きた瞬間だ。
■ 純正位置で再固定
パーツを外した後は、純正構造に戻して再固定。
締め付けトルクは、外したときの手応えを参考に、感覚で合わせた。
もちろん過剰な力をかけず、確実に固定される範囲で調整している。
■ 作業を終えて
取り付けのときはプロに任せたこのパーツも、いざ外してみると、なかなか手応えのある作業だった。
あとは走り出して、その効果を確かめるだけだ。






では・・・再見❗
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